この世界に存在しているものは全て原子が集まって出来ているんだって

もう劇的に早い事で10月ですね。
皆様、如何お過ごしのことでしょうか。夏ももう見えないところまで遠のいて、ファッションも秋冬の装いが本格的に楽しめる気温になって来ました。
2021年が後もう2ヶ月で終わってしまうところに居る事は寂しいですが、個人的に秋冬ファッションの方が好きなので嬉しい。

っちゅうことで、今回は
SATORU SASAKIのとっておきに可愛いスカートをご紹介させて頂こうと思います。

Hi 可愛い〜〜〜〜〜

引き締まったハイエウストで女性らしい綺麗なライン。から一気にボリュームが出てまた裾で少し引き締まるシルエット。洋服を見て、久しぶりに美しいと言葉が出ました。

1:1.618

黄金比の比率です。言わずもがな、古来より人間が最も美しいと感じる比率ですね。身近な黄金比を挙げると、名刺やクレジットカード、Appleのロゴなんかは有名ですよね。調べてみるとタバコの箱も黄金比みたいです。
（そう思うと、タバコはもしかしてもしかすると、吸ってるのではなくて吸わされてるのかも。なんて。）

何が言いたいのかというと、
多分このスカートも黄金比。

何処からどう見ても黄金比やがな。

WOOL 61%
ACRYLIC 15%
MOHAIR 14%
NYLON 10%

結構厚めでしっかりと重量感、そう、いい重量感があるにも関わらず、動きに合わせて表情良くしっかりと動いてくれます。こういうスカート待ってた！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！26年間。

オールシーズン着用出来る洋服も言うまでもなく勿論いい洋服ですが、その季節ならではの洋服をも楽しめるのが真の洋服好きであると思います。俳句にも季語入れなきゃいけないでしょう？そういうことよ。

（欲しい）

丁度今日、CEDARWOODのお兄さんたちと
「毎日存在するものは増えていくんだから」とひょんな会話の流れで話していました。そうだね〜〜と皆で頷いていたのですが。

それも丁度昨日、つい前日まで存在していたものが存在しなくなる瞬間に立ち会いました。

bed time sheepという大阪ギターロックバンド。
“誰もが経験する眠れない夜を切り取り、時には眠れるまで寄り添うように、時には朝を共に迎えられるように”をコンセプトに素敵な音楽を沢山存在させてきたバンド。10/15まではしっかりとそこに存在していたのに、今日の朝を共に迎えられなかった。

“解散”

仲の良いバンドだったのでとても寂しかったですが、昨夜のラストワンマンライブ、皆とても生き生きしてステージに立っている姿を見て、存在しなくなるということは、もしかしたら掛け替えのない大きな一歩なのかもしれないと。そう思いました。美しかった。

存在することを決意することは案外簡単でよくあることなのかもしれませんが、存在しなくなることを決意すること、その決意を決断をする場面に立ち会うことは、毎日を毎日として過ごしているだけじゃ立ち会えないことだと思います。だからbed time sheepは1日1日をしっかりと存在し、しっかりとロックしてきたんだなと。最後の一音まで最高に格好良くそこに存在していました。美しかった。

「此処で生きた今日を最期としても頷けるように」

わたしもbed time sheepの様に存在していきたい。

STAFF:らて