「ありえない」なんて事はありえない。

「ありえない」なんて事はありえない。

ご無沙汰しております。
どうも、綾です。

苗字が、綾です。
可愛い女の子を一瞬でも想像した皆様。
男でスミマセン。

GWもひと段落しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

相も変わらず緊急事態宣言下。
緊急事態が常態化してしまい、「緊急事態」のゲシュタルトが崩壊しております。

まだまだ休みだぜ!ヒャッハー!という方も、仕事始まりましたオワタの方もいらっしゃるかと思いますが、何はともあれ健康第一でお過ごしいただければと思います。

コロナ下で溜まりがちなストレスも!お買い物してアクアジェットで吹っ飛ばしてきましょう。


本日は当店でお取り扱いをさせていただいているYUICHI TOYAMAのアイウェアのご紹介。


「小物ってついつい後回しにしてしまいますよね。」
なんてお客様と話していると思い出す、苦さと甘さが混じった昔話を添えて。
明治チョコレート効果でいうとカカオ72%くらいのお話です。


10年ほど前になるでしょうか。服屋をはじめたての頃のお話。

毎日のように当時の職場の上司に「おまえ今日もダサいな。」と罵倒…ご指導を受ける。

「毎日かけてる眼鏡がダサいから毎日ダサい。」
*愛のある指導です。

20歳くらいのときなんて何よりも服!服!服!が欲しくて欲しくてたまらない。
眼鏡やその他小物は全て後回し。

当時は自分自身がしっくりくる納得したものを着用していたわけではないので、そこをツッコまれると図星も図星。

「服買いすぎてもうて眼鏡買うお金ないんです。」なんて言い訳ばかりしていると
「そういうとこやねんな。」と一蹴される。

しばらくしてから意を決して気に入った眼鏡を購入すると
「なんかええ感じになってきたな。」と言われてニンマリした記憶。

なぜか、妙に気分が良かったなあ。

(*言い訳をする度に「また言い訳したな!」と顎を砕かれていた話を聞きたい方は店頭までお越しください。)


前置きがキャッツキルアケダクトのように長くなりましたが、
アイウェアを購入して嬉しい経験をしたから皆様にもぜひ感じてほしいんじゃ!!!
というわけでいくつかご紹介させていただきます。


U-129SG type:DFW 04
厚みのあるフレームでアイキャッチの強い一本。
ゆるやかに丸みを帯びたウェリントン型で顔なじみが良いのが特長です。

アセテートフレームとレンズの間に金属リムを忍ばせたディファインコレクション。
グリーンベース深い色味のフレームが大人の色気を漂わせます。


U-130SG type:F.Walter 02
小ぶりなフレームながら、メタルフレームをセルフレームで挟んだデザインで存在感のある一本。
鼈甲に似たこちらの柄は植物の笹のように見えることから「ササ柄」と呼ばれるもの。
アイウェア界の業界用語とのことなのでドヤ顔でどうぞ。「ササ柄って言うねんで。」

薄めのカラーレンズによりいかつくなり過ぎないため、初めてのサングラスにもおすすめです。


U-123 type:Sandi 05
ウェリントン型のレンズシェイプ。
リムの内側に薄いステンレスシートを挟み込むことで強度を上げつつ、デザイン性も向上。
光に当てられたときに透けて見えるステンレス部分が目を引きます。

オンオフ問わず使いやすい大人な顔をしながらも遊びがある、ブランドらしい一本です。


U-067W type:W.Hannes 13
ダブルダッチの縄の動きから着想を得たダブルダッチコレクション。
ビリッジパーツを使わずに二本の線で囲うようにレンズを固定する製造方法となっております。
細部を見れば見るほど職人技術が感じられる一本です。

パッと見は分からない、黒青ベースの鼈甲柄にはヨダレが止まりません。渋い。


U-127SG type:Gunta 01
オーバル(楕円)の上下頂点を広げたようなダイヤモンドシェイプ。
美しいラインに小ぶりなレンズが独特な洒落感を演出しております。

二本のメタルリムが表現するフロントデザインがとても魅力的。
私感ではありますが、妙にエロいプロダクトです。
(とてもかけやすいです。)


他にもまだまだ入荷がありますが、今回はこの辺で…ストップ!

見て、触れて、かけてみていただきたいものばかり。

「似合わない」とおっしゃるお客様のほとんどが「見慣れていない」ケースではないでしょうか。

最初から言い訳をしてチャンスをふいにするのは勿体ない!!!

ちなみにモノとして気に入ったものが、もし似合わなければ。
似合うように創意工夫していくのも楽しいもんです。

当方、現在は坊主髭を結い跳ね上げの眼鏡をかけるというクセのトリプルパンチで過ごさせていただいております。
元から似合うものなんてひとつもありませんでした。

服装、振る舞い、意識ひとつで急にしっくり来るタイミングがあります。
どう思われるかは見る人次第ですが、まずは自分が納得することが1番。今では諸々とても気に入っております。


タイトルに引用させていただいた歴史の教科書(*鋼の錬金術師)の中の言葉をもじって言わせていただきます。


「『似合わない』なんて言葉は似合わない。」


喉元過ぎればなんとやら!
最初の一歩を踏み出せば楽しい世界が広がります。


「あのとき挑戦してこれを買った自分を褒めてあげたいぜ!!!」


そんな経験を共にできれば嬉しいです。
家のような空間ですので足を運んでいただいた際には。存分に、のんびりと、寛ぎながら素敵なお時間を共有できれば幸いです。


もちろんお供にアサヒスーパードライ生ジョッキ缶を。
ではなく、もちろん健康第一で。

STAY SAFE!