いんふるえんさー

いんふるえんさー
時は江戸。
250年以上ある歴史の中で。

独自の文明が花開き。
日本が最も輝いていた時代ともいわれる江戸時代。

歌川広重や北斎等々。
日本が世界に誇り、歴史に名を残す芸術家が誕生した時代。

彼らの代表作といえば。
そう、浮世絵。

浮世絵は僕も大好きで。
自分でタトゥーを入れるならデザインは浮世絵からとると思います。

ちなみに、サムネの画像は渓斎英泉。

作品名:傾城道中双録
大磯 見立吉原五十三対 尾張屋 ゑにし
(これからストライプの話しに持ってく予定なのに、全く関係ない自分の好きな作品)

鎖国令が出された結果、先進国から約200年も遅れをとったとも言われていますが
浮世絵の様な日本らしさを誇れる文化が途切れず、伝わったのは。
この江戸の200年があったからだとも言われており。
大陸の文化に侵略されきることなく。
  
はるか昔の人が現代に繋いでくれたバトンなわけで。
 
  
本当に素晴らしい時代。
あー、いけるものなら行ってみたい。
英泉にも会ってみたい。
近所に北斎も住んでたみたいだし。笑
 
 
 

江戸時代の人々の暮らしはそれこそ当時の絵画を通じて知ることができて。
どんな服(着物)を着ていたか。とか。
当時の生活ぶりがうかがえる、とても重要な資料なのですが。
浮世絵の登場人物は縞模様の着物を着用していることが多く。
江戸の花形。歌舞伎役者、横綱、吉原の花魁。
彼ら彼女らは頻繁に浮世絵に登場するわけですが。
現代でいうところのインフルエンサーになわけで。
彼らは江戸の町民から絶大な人気を誇ったと同時に、ファッションアイコンになっていました。
  
ファッションは好きでも、浮世絵の良さがわからないなーって人は
当時のファッションを参考にって見てみるのも良いかもしれませんね。
僕が浮世絵を見だした入りも確かそんな感じだった気がします。
 
そういうタイプ人には先に触れた作家英泉はおすすめかもしれません。
色彩が豊かで描かれている被写体も8割型美人なので。
 
 
ということで、今日は縞模様。
今っぽくいうとストライプ。

 
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)のスタイリング写真
Song for the Mute(ソングフォーザミュート以下、SFTM)から
オリジナルテキスタイルを用いたストライプパンツが到着。
SFTMはCEDARWOODでは21SSより取扱がスタート。
実は日本ではとても貴重なブランド。
国内では限られた店舗にのみ置かれていますが
実は全世界での取扱いは数十店舗以上あるオーストラリア発のブランド。
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)のスタイリング写真
クリエイティブディレクターのLyna Ty(リナ・タイ) と
ブランドディレクターMelvin Tanaya(メルビン・タナヤ)
によって設立されました。
伝統的な手法と革新的なアイデアを用いて
未だかつてないテキスタイルやデザインを生み出しています。
 
卓越した技術を持つ職人により織りなすファブリックはアートに近く、
実際にテキスタイルに触ると、その素晴らしさに感動すら覚えます。
こちらのストライプは楕円を数珠繋ぎにしておりチェーンぽくもあり、
それこそ和柄の縞模様も彷彿させます。
 
立体感のあるもっちりした生地感。
でも決して分厚過ぎない。
良い塩梅の生地感。
 
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)のスタイリング写真
絶妙な太さ、丈は9部丈。こちらもええ塩梅の丈感。
 
ブランドディレクターのメルビンとは
良くSNSを通じてコミュニーケーションを取るのですが。
穏やかな性格とは対照的なファッション的に
攻めたデザインやシルエットにいつも驚かされます。
 
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)のスタイリング写真
 今シーズンは共生地でバッグも。
本格的な刺繍と取り外し可能なオリジナルの付属が存在感抜群です。
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)の商品画像
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)の商品写真
さて。
活気溢れる江戸っ子の。
情緒あふれる生活を描いた浮世絵は
今でいうところの雑誌やSNSみたいなものでした。

、、、と言われていますが。


実は当時、酒、タバコ、着物、嗜好品、舞台、風俗全般を禁ずる倹約令が述べ200回も出されており。

町人も村人もほとんどが麻で無地の着物を着ていたとも言われています。

厳しい制約の中、役人の目を盗み
皆、必死におしゃれをしていたとのこと。笑


江戸時代の人たちと違い。
現代の僕らはええもん着てたら、怒られるなんてことはないですよね。

僕らは街にくりだして、なんなら外に出なくてもSNS上でおしゃれを楽しめるわけで。
Song for the Mute(ソングフォーザミュート)の商品写真

うーん、、、。
やっぱり僕には今の時代の方が良いのかも。笑