10/8(FRI.)~10/10(SUN.) STEAF 2022 SPRING/SUMMER “each of ...” COLLECTION & MORE VARIATIONS
こんばんは。
昨日のBLOG好評で嬉しいです。
文章を書くのがもともと苦手で。
夏休みの宿題の感想文で、
『これは感想文じゃなくてただ、本の内容を抜粋しているだけ』
と怒られていた僕が。
誰かの作品について、こんなにも個人の感想だらけの文章を
大人になってから書きまくることになっているとは
当時からしたら想像もできなかったでしょう。
今は逆に伝えたいことや思いが多すぎて。
多すぎる情報をどう整理するか必死です。
なぜこのブランドに惹かれるのか。なぜこの服が好きなのか。
『なんとなく良い』それを文章でどう伝えることが出来るのか。
自分の中で最適な言葉を探しながら、模索しています。
それは自身の感性の言語化であり
自分探しの旅でもあり。
また、ファッションをより更に知るための旅の途中でもあるのかなと
ふと、思ったのでした。
さて、本日は今週末に迫ったこちらのイベントのご案内です。
STEAF 2022 SPRING/SUMMER COLLECTION & MORE VARIATIONS.
“each of ...”
at CEDARWOOD
10/8(FRI.)~10/10(SUN.)
13:00-19:00
※営業時間外もご対応致しますのでご希望の方はお申し付け下さい。
※ご予約の場合、当日商品代の全額をお支払い頂くか、商品代の10%を内金(現金)で頂いております。
※ご予約の場合キャンセル、交換等は原則受け付けておりません。
※事前の来店予約等は必要ございません。
21AWシーズンにデビューした新ブランドSTEAF(スティーフ)の
22SS受注会並びに21AWシーズンのモアバリエーションを開催。
次シーズンのアイテムがフルラインナップでご覧頂けるのと
今シーズン店頭即完してしまったアイテムや
店頭には並ばなかったコレクションアイテムを期間限定で販売致します。
既にCEDARWOODにお越しの方々の間では話題のブランドになりつつある
こちらのブランド。
一度ちゃんとご紹介をしておきたかったのですが
ちょうどイベントのお誘いを頂いたのでこのタイミングで
簡単にご紹介させて頂きます。
以下、ブランドコンセプト。
人の内面にある感情を布を通して昇華し自分が自由で居れる服を表現する。
服作りへの根底として時代の流れに捕われない
普遍的な価値を求める精神を大切にし
歴史や伝統のある服への細部に敬意を表しつつ
先入観や固定概念にとら われず、独自の解釈で型にはまらない物づくりを徹底し服への可能性を追求していく。
デザイナーは影山惇。静岡県出身。ドメスティックブランドでデザイナーを務め数々のランウェイや海外展示会を経験し独立。
国内外のブランドのグラフィックやミュージシャンや舞台の衣装製作も手掛ける。
コンセプター兼スタイリストは出口大輔。岐阜県出身。
スタイリスト黒川慎太 郎氏に師事し2014年に独立。世界展開するブランドのルックや国内の気鋭ブラ ンドのランウェイやミュージシャンなどのスタイリングを手掛ける。
この21AWのファーストシーズンを『roots』と冠し
デザイナーの故郷に見られる美しい自然の風景や原体験を追憶的にコレクションで表現しました。
彼らが愛するヴィンテージアイテムに見られるデザインをモダンに昇華。
特徴的なのはサイジング。
程よくタイトで着丈が短く
デザインもある意味斬新で。ある意味懐かしい。
最初の展示会で実際に袖をとして思った感想は『待ってました』でした。
僕自身なんとなく感じていた
昨今のファッションの既視感を一蹴し、
懐かしい=古くさいではなく、懐かしさの奥にあるデザインの可能性、新しい価値を提示してくれました。
次シーズンのテーマは 『each of ...』
自然と社会との共生をテーマにした映画からインスピレーションを得ており
『roots』のキーワードとも少し重複するストーリーが面白いなと思いました。
デザイン面ではSTEAFらしい古い物への愛情を感じさせ、かつサイジング的には少しゆったりしたものが増え、より多くの人に手に取ってもらいやすい仕様になっており
ファーストシーズンで示した価値をより多くの人に理解してもらえる様なそんなコレクションになっていると思いました。
以下、『roots』にもつながる『each of』シーズンテーマをブランドより。
次シーズン、22S/Sのシーズンコンセプトは『each of ...』 今期のコレクションは映画『はじまりへの旅』からインスピレーションを受けたコレクションになっている。 映画『はじまりへの旅』は森の奥深くで暮らしていた父と子供たちが母親の葬儀の為に街へ出ていくロードムービー。
子供たちは街に出て生まれて初めて経験する現代社会とのギャップに戸惑いながらも、
自分らしさを失わずにそれぞれの生き方を見つけようとしていく。 そのような映画からインスパイアされた今期のコレクションは
ハンティングコートやハンティンシャツをクラシックなディテールはそのままに
STEAFの独自の解釈で品のある素材や付属で上品に落とし込んでいる。 セットアップは映画に登場する父の考えである社会から離れた森での生活をイメージし
オリジナルの素材のジャガード柄で表現している。
ニットベストでは子供の着用していた柄をニットの編み地で今期らしいカラーにアップデート。
前回同様、国内屈指の職人の腕が際立つニットシリーズでは広大な自然をシェブロン柄と捉えレース編みで再現した
ニットTシャツや、光に当たった時にウィンドペンチャックがほんのり光るようにラメ糸を混紡した糸で編み立てたダブルジャガードのニットシャツなどを製作した。
個人的におすすめのアイテムはウインドーペンのニットとストライプベスト、
あとはオリジナル生地で仕立てたセットアップです。
特にニット類はブランドが力を注いでいるということもありデザイン面クオリティー面での拘りを感じました。
特にニット類はブランドが力を注いでいるということもありデザイン面クオリティー面での拘りを感じました。
実は僕自身コンセプターの出口さんとは20代前半から面識があり。
6年後にこのような形で一緒にお仕事することになるとは
思ってもみなかったことでした。
ただ、当時から運命じみたものは勝手に感じていて。
ふらっと立ち寄った展示会ですれ違ったり、
作っている作品に関しても何かとシンパシーは感じていました。
冒頭の、僕の読書感想文の話しなんかよりも
こっちの方がよっぽど不思議で面白い縁ですよね。笑
なので、次回で2回目のお取引ながら既に思い入れも深いブランドです。
受注会初日と2日目の8,9日の2日間は
デザイナーの影山さん、コンセプターの出口さんのお二方にもCEDARWOODに
ご来店頂く予定です。
今シーズンの洋服作りへの拘りや、スタイリングの見せ方のポイントなど
デザイナー、スタイリストから直接その魅力を聞き出してもらうことで
まさに、ブランドのrootsに迫って頂く、皆様にとって貴重な機会になることを願っております。
週末は是非、CEDARWOODへ。
新しいブランド、洋服に出会い。
新しい自分を探しにお越し下さい。