明日の君へ。

明日の君へ。
こんばんは。
久しぶりすぎて忘れてしまった方もいるかもしれませんが。


バイイングとか重要な任務を担当しています。
こーきです。

任務といえばジャンプ漫画の金字塔。
NARUTOを思い出す世代なのですが
先日友人たちとナルトの名言をランキング付けしておりまして。

その中でも印象的だったのは物語序盤に登場するこのシーン。
(すみません、何度もやり直したのですが。画像が左に寄っちゃいます)
 
NARUTO名言

漫画読んでない人からするとピンと来ないかもしれませんが
主人公はナルト。
落ちこぼれ忍者でとにかく嫌われ者。
イタズラをすることでしか周囲の気を引けない悲しい少年のナルトが
初めて心を許した先生に認めてもらえる瞬間です。

これ一巻の一話目です。

この様にナルトは産声を上げたと共に名作。
名言の嵐なのです。

僕が選ぶ名言はこちら。マイト・ガイの弟子に対するこの言葉(一生濃ゆい系、一生青春派)
NARUTO名言
忍者としての才能が皆無だけど、諦めずに努力する弟子に対するこの言葉。
濃ゆい〜。笑 
今、何かに打ち込んでる人全てに捧げたい。

漠然と努力することは必要なことだと誰しもが思っていることだと思うのですが
じゃあ、努力すればそれで良いの?偉いの?
努力することは当たり前。それ以上に大事なことは自分を信じること。


自分を疑いながら。
少しでも自分を裏切ってしまった人の頑張りは誰も認めてくれませんよね。

自分の信じた人や物を信じて進むこと。
何を望み、何を得たいのか。
その一縷の望みを掴むのは、明日の自分だと信じることが大事なのではないかなと思います。

日々を頑張る皆さんも。
疲れた時はナルトを読んで少し身を奮って頂ければと思います。

努力するのはあなたの得たい。明日のあなたがいるはずだから。

Nobuyuki Matsuiのスタイリング画像
Nobuyuki Matsuiが僕に教えてくれることは
洋服には必ずふたつの側面があるということ。

美しく装飾(ファッション)された洋服が生活の中に溶け込む工芸品であること。

衣の中に宿る芸術性。

ただ外に出るための布的な何かじゃない。

確かな技術に裏付けされた。

伝統工芸品の様な作品たち。
現代のarts and crafts。

大量生産、大量消費へのアンチテーゼ。

Nobuyuki Matsuiのスタイリング画像
王道漫画の紹介から入りましたが。
ファッションは王道よりもニッチなものが好まれる傾向にあります。

ただ、その王道が大量消費につながってしまうのなら
その運命を変えるのはもしかして、僕らの様なお店や買ってくれる人たち一人一人の意識の問題なのではないかとか。


 Nobuyuki Matsuiのスタイリング画像
Nobuyuki Matsuiのスタイリング写真

難しいことも言ってみましたが、所詮、ファッション。
見た目を彩る。見た目に拘る。エゴイズムです。

そう。されど、ファッション。
見る人によっては工芸品の様に作り込まれているのがこのブランドが作る洋服の面白いところ。

左見頃は立ち切りに。
右見頃は精密に。
テーラリングに定評のあるブランドらしい物作り。

ああ、目を凝らさないと。
着てみないとわからない。

あ、そして別に、ECサイトで購入することを否定している訳ではないですよ。

ただ、購入後届いたら良く見てみて下さい。

1.5cmはありそうなこの重厚なボタンも。
中心を貫く細い釘でその重さを保っています。

あえてバックスタイルがないのも
アウターの上から着用することで特殊なレイヤードをブランド側から推奨。
ただ、そもそもウエストコートは通気性や着心地を考えて
後見頃にキャプラ生地を使うことが多いのですが(表地と同じ生地を使うこともある)
様式美だけに捉われない現代のアーツアンドクラフツの精神をここでも感じることが出来るとは。
アートによりすぎてもダメ。 クラフトによりすぎてもダメ。
どちらも最高でありたいですよね。
 

わかる人にだけわかるよりも。
わかっている人がその良さを正確に伝えていける世の中であってほしい。何事も。
正しくありたいと思えば、間違いも認められるから。
人に何か伝えようとすると間違えることもある。
恐れずにこういったブランドを紹介していきたいな。
さて、実はこのBLOGはプロローグ。

明日から僕らのチームは4人になります。

新しい物語の幕明け前夜。

CEDARWOODで生まれる名シーンを
皆さんには見逃さず。そして完結まで温かく見守って頂ければと思います。

それでは。