アムバルワリア
朝起きて家をでる前の。
クーラーのきいた部屋から出る瞬間が好きなのですが、わかる人いますか?
ひんやりした空気とこもった空気が交わった生ぬるい匂い。
蝉の鳴く声が脳内でクレッシェンドしていく。
まばゆい光。
覆された宝石のような朝。
毎日が夏休みの朝みたいな。
家をでるとき最近いつもワクワクしています。
さて、来週末ですが
ICHIROW PARIS SS27の受注会を開催します。




今シーズンはインサイドアウトをデザインコンセプトにチョイス。
鈴木さんの考えるデザインとテクニックの共生。
単純に表裏をひっくり返したりとよりも、堂々と裏側のデザインで表側を作ったという。
一着、一着の高い完成度。
普段見せない部分、見えない部分だからこそ大味だったり、未完成だったりということではない点でインサイドアウトとは?という新たな問題提起にもなっているように感じました。

前シーズンと引き続きジャケットと同素材でレイヤー。
生地はリネンですがしなやかというよりも、サヴィルロウ出身の本格英国テーラーが仕立てる男らしい1着。


デザイナーが大事にしなければいけないことは、各々違っているような気がしていて。
SUGARHILLから感じるのは実験すること、追求すること。
Fujimotoから感じるのは孤高であること。
ICHIROW PARISから感じるのは伝統を重んじること。


ガリアーノ率いるマルジェラで10年間勤め上げたうえでのマルタンへの私淑。
世界最高峰の技術者の集まり
サヴィルロウのテーラーとしての誇り。
自分の積み上げてきたことを大切に。
ぶれずに。自らの道をあゆむ。


そしてこのアートピースをリアルクローズに落とし込んだラインは、前回の受注会で実際に店頭に並ぶとお客さんからは新しい洋服の可能性という素敵なお言葉を頂きました。
空想上の洋服がいま目の前に存在しているかのようなリアクション。
そんな新鮮な反応をデザイナー含め、僕たちも楽しませていただきました。

8/1(土),8/2(日)
13:00-19:00
両日デザイナーにも来阪いただき店頭で接客してもらいます。
楽しく、真面目に、じっくりと。
洋服を楽しんでもらえたら嬉しいです。