size:220 x 260mm
hardcover
220 pages
アフリカ系アメリカ人アーティスト、フェイス・リングゴールド(Faith Ringgold)の作品集。ロンドンの「サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Galleries)」が企画し、2020年にスウェーデンの現代美術館「ビルド・ムセアット(Bildmuseet)」、2021年にメリーランド州ポトマックの「グレンストーン美術館(Glenstone Museum)」で開催された巡回展覧会に伴い刊行された。
アーティスト、作家、活動家である作者は、ストーリーキルトやアフリカ系アメリカ人の生活を描いた絵画、フェミニスト運動や公民権運動を通じ、アイデンティティや男女の平等性の認識を探り、壊してきた。
本展では、1960年代から現在に至るまでの絵画、ストーリーキルト、政治ポスターのシリーズに焦点を当てている。本書は「グレンストーン美術館」で展覧会が開催された際に拡大版として刊行され、作品のほか、作家であり学者のミシェル・ウォレス(Michele Wallace)が寄稿したエッセイのほか、作者へのインタビューなどを収録。キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)によるインタビューでは、ハーレムでの暮らしや1960年代公民権運動、インスピレーション源、ストーリーテリングと言論の自由を行使することに対する情熱について語る。
※こちらは輸送の関係上、多少の傷、汚れが見受けられます。