size:240 x 330mm
hardcover
136 pages
ポーランド人アーティスト、アリシア・クワデ(Alicja Kwade)の作品集。2020年9月から2021年8月までランゲン財団美術館で開催された、同世代のヴィジュアルアーティストの中でも最も重要な一人とされている作者による大規模個展に伴い刊行された。
ベルリンに拠点を置く作者は、安藤忠雄の名作である同美術館の建物と密接な関係性を築き、屋内と屋外の空間の対話を創出するために、その広大な敷地にまで広がる展覧会を構想した。
現実と社会の構造を見つめ、それに対して問いを投げかける作品には、我々が日常の中で繰り返す視覚的な習慣が反映されている。空間、時間、科学、哲学などの概念をベースに展開されるそ者の多彩な作品は、彫刻、パブリック・インスタレーション、映像、写真として姿を現す。